埼玉ってどんなところ?

 今日は、僕なりに埼玉県のことを紹介してみようと思う。

 この間、友人から「翔んで埼玉」という映画の内容を聞いたのだが、そのあまりに凄い埼玉県へのディスり方に驚愕した。

 友人云く、映画内では、

 「ダサイタマ」

 「クサイタマ」

 「ウサンクサイタマ」

 「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」

 等々の、埼玉県をこれでもかとディスる暴言が飛び交っているそうである。

 友人から映画の話を聞いているうちに、埼玉が実際にどんな県なのか気になり、

 「自分で調べてみよう」

 と思ったのが、今回の記事に繋がったきっかけである。

 前置きは、これくらいにして紹介に入ろうと思う。

 

 先ずは人口と市数だが、以下の通りである。

1.埼玉県の人口

約734万人で、全国ランキング5位

2.市数

40市が在り、全国ランキング1位

 

 この数字を見ると、単純に凄いと思う。例外も存在するが、市の成立要件の一つとして、人口は原則として5万人以上いなければならない。その市の数が、全国でトップなのである。

 

 次に、埼玉県出身の著名人を挙げてみよう。

1.渋沢栄一(現・埼玉県深谷市出身)

 2024年から流通予定の、新1万円札の図柄として登場するのが、この方である。

 誰でも耳にしたことがあるであろう、

 「理化学研究所

 「東京証券取引所

 を始めとして、その他にも500の企業の設立に関わった実業家だ。

 

2.塙保己一(現・埼玉県本庄市児玉町出身)

 名前の読み方は、

 「はなわ ほきいち」

 である。

 江戸時代の国学者だ。

   僅か7歳で失明するという苦難の中に、必死に学問に取り組み、日本の膨大な古書古本を収録した「群書類従」を編纂するという偉業を成し遂げた。

 また、社会福祉活動家の、ヘレン・ケラーは母親より、

 「あなたは塙保己一を手本にしなさい」

 と言われ、目標にしていたらしい。

 

 これから日本のお札の顔になる程の功績を残した人と、海外の偉人からも尊敬された人が、共に埼玉県出身なのである。

 

 最後に、埼玉県の名所を紹介しようと思う。

 

 小江戸・川越

 埼玉県川越市である。川越は、江戸時代には徳川家康より、江戸北部の防衛線の役割を担い、松平信綱などの有力な大名が配置されたとのこと。

 現在も、城下町の面影を色濃く残した、「蔵造りの町並み」があり、その付近には「菓子屋横丁」という、せんべい・あめ玉などを売る駄菓子屋が、軒を連ねている場所があるそうだ。

 「蔵造りの町並み」を、人力車に乗って見物することもできるらしい。

 

 以上で紹介を終わる。こうやって見てみると、埼玉県には凄いことや、良いところが沢山ある。

 自分で調べてみて、とても勉強になった。

 埼玉県に興味を持たせてくれ、教養を高めるきっかけを作ってくれた友人と映画、「翔んで埼玉」に大感謝である。(笑)

 

 今回は以上。

 それではまた!